院試のはなし・行きたい研究室の決定
今回は、行きたい研究室の決定までの流れを説明します。
私の場合やりたいことは決まってて、とある白血病の研究をしたいなと本科の低学年(高校生くらい)のころから漠然と考えていました。なので、暇なときは研究室を探したり、その白血病について調べていました。
その頃の調べ方は本当に適当で、白血病だから医学系研究科かなー私立は経済的に無理だから国立だなーって感じで、北から国立大学のサイトを調べていこうとしたんですけどしっかり最初の北大で挫折しました。
次はその白血病の名前+大学名で検索かけたり、論文から探したりしてたような気がするのですが結局このやり方もめんどくさくなってやめました。
最終的には、その白血病について研究している研究者が多く所属している学会の理事役員欄を見て上から順にその研究者の研究室サイトを見る方法で研究室探しをしました。理事やってる研究者なら研究めっちゃやってる人だろうという考えからその行動に至りました。多分、大体当たってたかなと思います。
そしたら大体5つくらいまで行きたい研究室の候補が絞れました。
また、研究室を探すときには、以下のことがポイントになることをネットや進学した先輩の話から知りました。
・論文を出しているか
・研究費があるか
・研究室のサイトが更新されているか
さっきの候補5つは上記3つを満たしていたのですが、教員が退官予定で学生を募集しないなどの理由から最終的に3つになりました。
この3つに絞れた時点で第一希望の研究室は決まってて、それからは入試情報を調べて準備をしていました。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
院試のはなし・準備編その2
今日は私がどのように英語の対策をしたのかを書きます。
と、偉そうに言いたいのですが、英語の点数は本当に良くなかったです。私は夏のA日程入試で落ちていて、その大きな原因は英語の点数が悪かったからだと考えています。なので、参考にはあまりならないと思いますが一応書いておきます。
A日程
提出したのはTOEFL iBTです。いわゆるコロナのせいで受験がすべてオンラインに変更され、急遽受験することになりました。(コロナ以前はTOEFL ITPの一斉受験)
スコアはTotal 46 (R:9, L:11, S:12, W:14)でした。
なぜ、ほかのスコアシートも提出可能だったのに、TOEFLを受験したのかというと、
・2020年4月時点で提出可能なスコアシートを1つも持っていなかった。
・受験の選択肢がTOEFLしかなかった。
この2点があげられます。TOEICは学校での団体受験しか経験がなく、このスコアシートの提出は認められていませんでした。また、コロナの影響でTOEICの試験そのものが開催されていませんでした。さらにいうと、私が住んでいる地域ではIELTSの試験がそもそも行われていませんでした。
B日程
スコアシートの提出は1つに限られていなかったので、B日程ではTOEFL iBTとTOEICのスコアを提出しました。秋ごろにはTOEICの試験も復活し、抽選形式ではありましたが、2回受験することが出来ました。TOEFLもダメ押しで2回受験しました。
時間を追ってスコアを並べると、
10月 TOEFL Total 46 (R:14, L:9, S:12, W:10)
11月 TOEIC Total 655 (L:340, R:315)
12月 TOEIC Total 705 (L:405, R:300)
12月 TOEFL Total 53 (R:15, L:14, S:12, W:12)
A日程を落ちた直後、なぜかずっとTOEFLのことばっかり考えていて、TOEICの受験チャンス(10月の試験)を1回逃してしまいました。なので9月~10月くらいまではTOEFLの参考書をめくっていた気がします。でも、英語が出来ない人にとって、TOEFLの対策はめっちゃ効率悪いです。お勧めしません。TOEICのスコアを出せるならTOEICの対策をめっちゃした方がいいです。
TOEFLの対策に使った本とか
・TOEFLテスト 英単語3800
・TOEFLテスト 英熟語700
・TOEFLテスト リーディング問題270
・中国TPO
もし、私がもう一度まっさらな気持ちであるいは脳みそでTOEFLを受験するなら、英単語と英熟語をやりつつリーディングとリスニングの本を周回します。
リーディング270に関しては、実際の問題より短くて取り掛かりやすかったです。リーディングの問題を周回している間に、このトピックではこの単語が頻出するなーっていう感じになれば長文に対する抵抗が抜けてきます。
リスニングは上記の本だと、少し優しめの内容だったように感じます。なので中国TPOでリスニングは対策してたことが多かったです。(中国TPOのやり方は詳しく書いてる人がいるので、ぜひ調べてみてください。)
スピーキングとライティングについては、対策を開始するには遅すぎたので最低限のひな型だけ覚えて、捨てたので対策はしていません。
TOEICの対策に使った本とか
・TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス
・TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問
・abceed(アプリ)
・Native Camp
金のフレーズの上位互換みたいなやつを買いました。結局1周もできませんでしたが、TOEICで使われる単語あるあるを書いててくれて役立ちました。
でる1000問は結構しっかりやりました。この本で覚えた文法がたくさんあります。おすすめです。
abceedについては12月のTOEIC試験日3日前に知りました。これめっちゃいいです。予想されるスコアとか表示してくれていいモチベーションを保てました。有名どころのテキストが使い放題だし、ランダムに出題してくれたりもしてかなり楽しく対策できました。ただ、わたしは無料お試し期間の3日間しか使ってないので、月額おいくらなのか把握しておりません。なのでコスパについては分からないです。
Native Campは全然やりませんでした。なまってない人がいいなーと思いながらサンプル動画を見まくって、レッスン受けたい人を探して飛び込みで行こうとした瞬間にレッスン中になったり、コミュ障発揮したりして心理的なハードル高めでした。TOEICの対策コースがあって、問題にチャレンジできるので悪くはないと思います。また、TOEFL対策でSpeakingやWritingの添削をしてもらえる可能性はあるんじゃないかと思います。
以上になります。
余談ですが、A日程入試の時にTOEFLのスコアが提出〆切の3時間前にしか出ないという、スケジューリング大失敗をやらかしたので、これからTOEFLを受験する方はよゆうを持っておいた方がいいと思います。
受検から7日後にスコアが出ると思い込んでいた私は、受験後7日経過した後から毎日、いつスコアが出るのか不安になりすぎて、夢の中でもTOEFLのアプリでスコアを確認し、起きてスコアが出ていないことに落胆する4日間を経験しました。自宅受験なら10日間はスコアが出ません。(たぶん)
少なくとも2週間くらい余裕を持った受験をすることを強くお勧めします。複数回受験できるのであれば、なるべく早めに1回目を受験しておいた方がいいと思います。
院試のはなし・準備編その1
今回は、コロナの影響でどのように受験が変化したのか、どのような対応が必要だったのかを説明します。
例年だと、私の専攻では
(一次試験)
・TOEFL ITPの一斉受験
・専門科目の筆記試験
(二次試験)
・面接
の流れですが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響ですべてオンライン化されました。その結果、受験の流れは以下の通り変更されました。
(一次試験)
・英語のスコアシートの事前提出
・志望動機などの調査票
(二次試験)
・専門科目の口頭試問
1次審査で英語スコアシートと調査票が審査され、それを通過すると2次審査の口頭試問を受けることができます。
【英語】
私が受験した専攻では、英語のスコアシートと専門科目の口頭試問がありました。
英語のスコアシートは、以下の4つのうちいずれかを提出することになっていました。
・TOEFL iBT
・IELTS
・TOEFL ITP for China
私は、今回提出したのがTOEICとTOEFL iBTだったのでこの2つの試験に限って説明します。
私は提出できる英語のスコアシートを持っておらず、TOEICはコロナの影響で受験そのものがなくなっていたため、A日程の入試においては受験の選択肢がTOEFL iBTしかありませんでした。なので、TOEFLの対策をする以外の選択肢がありませんでした。
しかし、TOEFLの対策はかなり労力と経済力が必要です。その理由としては、
・4技能が試される(reading, listening, speaking, writing)
・受験料が高い(235$)
ことが挙げられます。
なので、英語に自信のない方はTOEICで高得点を取ることを目標にしたほうがいいと思います。TOEFL iBTの方がチャレンジできる回数は多いですが、スコアはなかなか上げにくいですし、何回も受検していると財布が空になります。
【専門科目】
これは、入試説明会で聞いたのですが
専攻が求めている学生像はこれまでと変わらないので従来通りの対策で十分対応できると思います。
的なニュアンスのことを言っていました。
実際、私が受験した専攻では過去問がHP上で公開されているのですが、問題がそっくりそのまま出題されていたりもしたので、本当にこれまで通りの対策でよさそうです。
しかし、口頭試問であるので質問されたことをすぐに口頭で回答する練習は何回かしておくと、緊張してもスムーズな受け答えが期待できるのではないでしょうか。
今回は以上です。
その2では英語の対策について詳しく述べていきます。
自己紹介てきな
南の島で高専生しています。
2014年に本科に入学し、2019年には専攻科まで進学してしまった現専攻科2年生です。
今は生物(工学?)系を専攻しており、2021年3月には専攻科を修了予定です。
なぜ、ブログをはじめようと思ったかというと、
・最近高専についてよく聞かれるから
・7年も通ったから、その備忘録
1度文章にしておけば、高専について聞かれたり、自分の高専生活について聞かれても焦ることなくこたえられるかなと思っています。
今後、書いていく予定のことは以下の通りとなっています。
・高専生活の思い出
・高専のシステムについて
・専攻科について
・受験について
・進路について
・高専での勉強について
本ブログに投稿する内容は、あくまで個人的な意見であることをご了承いただければと思います。